日本と同じく、北京にも不動産屋・仲介業者があります。
しかし、もしアパートだけ借りる場合は、中国の人があまり仲介業者を使いません(高級マンションは別)。なぜかというと、仲介業者を通すと、高い手数料を取られる上、いろいろな変な要求を出すそうです。
だから、みんなは自分の友達を頼んで、空き部屋を紹介してもらいます。このような「私的」なやり取りがもっと便利で安く借りられますよ。
費用は敷金1ヶ月分(場所により2ヶ月の場合も)と、先払いする分の部屋代(こちらでは基本的に先払いです)。家賃の支払方法は二つあります。一つは毎月ごとの支払いと、もう一つは3ヶ月に一度払うものです。
ちなみに仲介業者を通すと、大家が敷金の半分をマージンとして業者に渡さないといけません。その分は、部屋を出る時でも、手元には戻ってきません。
書類は、身分証明書(パスポートなど)だけで問題ありません。
契約期間は、形式上は最低1年です。業者を通した場合は、入居当初に取り交わした契約書に基づき処理されます。個人的な都合で、部屋を出なければならない場合でも、入居日から半年未満の場合は、先払いした分の部屋代は返却されないこともあります。
では、電気・ガス・水道の支払などはどうなってますか?
水道は、2,3ヶ月に1度、水道局がメーターの点検に来ます。点検が終わると、請求書を置いていくので、後日その額を銀行で支払います。 電気、ガスもそれぞれメーターがありますが、メーター上には数字が表示されます。 使った分だけ減っていきます、数字が残り少なくなったら、電気、ガス専用のICカード(プリペイドカード)を持って、所定の場所でお金を払い、カードに数字を追加してもらいます。その後、そのカードをメーターに差し込めば、その数字がメーターの中に入ります。
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