千年以上の歴史を持っている回教のモスク「礼拝寺」は、北京宣武区の牛街にあります。寺の周りに、昔から大勢のイスラム教徒の回族が暮らしています。そこには、すごく有名なイスラムの雑貨屋さんがあります。さまざまなイスラム教徒用の品物が店の中に並んでいます。
コーラン経文を録音したテープ、民族独特の帽子、女性が身に纏うベール、お香から、回教徒用石けん、歯磨き粉なども揃っています。
この中で、一番面白いなのは、コーランの経文が掘り込んでいる花瓶、香炉、香箱と磁器類などです。
しかし、このような品物は同じ中近東のイスラム文化圏では売っていません。だから、外国からの観光客にも、大人気の商品になっています。
「礼拝寺」の周りに、昔から、磁器類を作った歴史が持っています。現在でも、十七世紀の清の康煕時代の香炉も残されています。
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