地球の北緯30度にはたくさんの神秘なところが集まっています。例えば、「魔の三角海域」と呼ばれる大西洋のバミューダ三角海域や、エジプトのピラミッド、スフィンクスなどの謎みたいのところがあります。中国で、同じ北緯30度にも一つの謎があるところがありますよ。それは花山謎窟です。花山は花の山で、謎窟は謎が富んでいる石窟の意味です。
中国東南部の観光地である黄山から車で南のほうへ2時間ぐらい行ったところです。この7平方キロの丘陵には、春と秋になったら、ツツジとバラがいっぱい咲きますから、現地の人はこの丘陵を花山と呼んでいます。
ここの石窟は今まで中国で発見された最も規模の大きくて、謎の最も多い古代人工石窟群です。伝えられるところによりますと、花山謎窟の歴史は1700年前にも遡ることができます。既に発見された36の石窟の中で、最も広いのは1万2000平方メートルで、10面のバスケットボール場にが作れます。ガイドさんの紹介によりますと、ここの石窟を作るために、ただ掘り出した石は測りもできないものです。多分こんなに多くの石で道路を作ったら、240キロぐらいの長さに達すると見られています。そして、地元の民家も石で作られているのですが、この花山の石と同じの石は見つからなかったです。だから、花山から掘り出した石の行方は千年の謎と言われていると言われています。
そして、昔の人がここの石窟を作った目的も分かりません。今まで中国で発
見された石窟では、住居として作られたものもあるし、仏教の信徒が修業するものもあります。でも、こんな大きな謎窟は明らかに住居と使われたものではありません。そして、石窟には壁画もないし、仏像もないことから、仏教の信徒が修業するとことでもないみたいです。それだけではなく、この石窟に関する史料や伝説など一切もありません。
一番注目されている35号の石窟の深さは170メートルで、面積は1万2000平方メートルです。石窟の入り口は大きくないです。約20メートルぐらいの狭い通路を通してから、雄大な地価宮殿が目に入ってきました。宮殿には26本の大きな石の柱があります。これらの柱は"品"と言う字の形で配置されて、この石窟を支えています。この他に、石窟には石で作った家や、ベット、橋、及び楼閣などもあります。この石窟一周をすると36軒の家があり、最も狭いのはただ2平方メートルしかありません。それから、石窟には深い池があり、水がすごく清らかで底もはっきり見え、枯れてしまったことはなかったそうです。
それから、この35号の石窟でで最も注目されたのは、一面の斜めな壁です。
この斜面の幅は15メートルで、長さは30メートルです。傾斜度は約45度ぐらいです。斜面には開削の痕跡が残っています。
では、どうしてこのような斜面を開削したのですか?これについてガイドさんが次のように紹介してくれました。「関係者は赤外線で行った探測によると、この斜面はちょうど山の走向と全く同じである。ここが山の頂上との距離はずっと5メートルぐらい保っている。もし、ここまで方向を変更しなくて開削すれば、山が突き抜けるに違いない」と述べました。
これら解けない謎は世界各地からの探検者を引き付けています。アメリカからのトームさんその中の一人です。トームさんは、「とても面白い。このようなところは今まで見たことがなかった。石窟が1700年の歴史が持っていることが分かっているが、掘り出した石の行方がどうしても分からない。この石窟には以前誰か住んでるところがあるか?ここには軍隊が駐留したことがあるか?これを知っている人は一人もいない。謎、謎だ」と語りました。
黄山から近いから、まず黄山を観光することを薦めです。黄山風景区地区から黄山市に帰って、市内のバスで行くなら20分ぐらい石窟に着けます。石窟のチケットは50元です。
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