中国国際放送局紹介 日本語部紹介
Home
株価と共に舞う心
   2007-07-06 17:02:07    cri

 今年に入ってから、(1)株の売買に関する声をよく耳にしています。バスや、(2)エレベーター、さらにオフィスでは、その声が絶えません。 

 この間、出勤するバスの中での、二人の50代の男女の会話が印象的でした。

 女:「あなたは、最近、株で儲かっているでしょう。」

 男:「まあね。でも、この頃はちょっと(3)変動が激しくて、怖くなっているよ。」

 女:「こんな(4)景気でも、私はどういう理由かだめだわ。株価が上がると思って買うがったりしているわ。」

 男:「ファンドを買ってきたが、難しくなっているから、今日、取引所へ行って、全部止めるよ。」

 女:「私もあきらめるわ。株の売買で何かコツがある?」男性は、深刻な顔をして黙ってしまいました。

 この二人の会話を聞いたのは、6月のことでした。この時点で、上海証券取引所の終わり値は3000(5)ポイントの大台に乗っていました。その伸び率は60.02%という高さでした。

 また、二週間ぐらい後に、退勤時間のバスで、前にいる二人の20代の男性の会話が聞こえてきました。

 男A:「今、株をやるのにいい時期だよ。高値から下落しているから。」

 男B:「そう、今年に入って、ずっと迷っているよ。父がやっているけど。」

 男A:「誰かさんが株の売買で、車を一台買ったとか聞いているよ。あなたも(6)成金になるかもね。」

 男B:「家を担保にして、数十万を投入したら、あっという間に数万元損してしまう人もいるから、怖いよ。」など。

 ところで、中国の株市場は、2006年12月に、5年間も続いた(7)低迷を破って、凡そ2250点の時点に戻りました。2007年に入ってから、3000点、4000点に進んだものの、上げ下げも激しいものでした。4月23日は、3710点あまりという史上最高の(8)終わり値をつけ、そこから6月19日までの2ヶ月間は、3700点、4000点、さらに4269点というトントン拍子で突っ走りました。でも、あれから、下落も同じ調子で続いているようで、7月6日時点までにすでに3500点に下がっています。この状態がどこまで続くのか、誰にも予測できないことです。株価の乱舞に、株主たちの心が大きく揺さぶられているようです。

エッセイ
v ワールドカップドイツ大会 2007-06-22 14:01:06
v 全国大学入試統一試験に思う 2007-06-08 15:43:29
v 太陽の光はいくらかかる? 2007-06-01 16:50:04
v 日本人に関する若者のブログを読んで 2007-05-25 14:47:02
v 太っているのは罪ですか? 2007-05-18 16:16:39
  • 今日のトップニュース
  • 今日の国内ニュース
  • 今日の国際ニュース

  • • 基礎中国語
     皆さんは、ここで中国語と日本語に耳を傾け、フラッシュによる動画を楽しみながら、中国の風習や伝統文化を思う存分味わうことができます……

    • 「北京ワクワク」の購入について
     中国語講座「北京ワクワク」(上巻と下巻)のテキストは、日本の皆さんが初めて中国語会話を学習するための入門編です……
    |  link  |  E-メール  |