パレスチナ中央委員会は23日、ヨルダン川西岸ラマラで会議を開き、マフムード・アッバス議長をパレスチナの大統領とすることを全会一致で可決しました。
現在、アッバス氏はPLO執行委員会議長であり、パレスチナ民族権力機構の主席を勤めているほか、パレスチナ民族解放運動(ファタハ)の指導者です。大統領に就任することは、すでにアッバス議長が元パレスチナの指導者であったアラファトの勤めた要職を受け継いだことを示します。
パレスチナ中央委員会のメンバーは百名あまりで、パレスチナ解放機構の最高権力機構である全国委員会の選挙で選ばれ、全国委員会と執行委員会の監督機構です。(楊)
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