パレスチナ自治政府のアッバス議長は7月31日、パレスチナ安全保障部隊にここ数日間に拘束されたイスラム原理主義組織・ハマスのメンバーを釈放する命令を下しました。
アッバス議長の報道官はこの日、「アッバス議長は、チュニジアで開かれているパレスチナ指導者会議の期間中、この命令を出した」と語りました。
これについて、現地の人々は、「アッバス議長が率いるパレスチナ解放機構の主流派ファタハとハマスの関係は、7月25日夜にガザ地区で発生した爆発事件を受けて緊迫している。アッバス議長の今回の行動は、緊張を緩和するためだ」と見ています。(翻訳:洋)
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