パレスチナ解放機構・PLOは15日、パレスチナ側は全面的な和平協定以外のいかなる協定も拒否したと、声明を発表しました。
パレスチナ民族解放機構のアッバス議長を始めとするパレスチナ解放機構執行委員会は、「エルサレムの恒久的地位問題を含む、すべての核心的問題が解決できる全面的和平協定以外のいかなる協定を拒否する」とした上で、「今年、パレスチナとイスラエルの間で協定を締結する可能性は少ない」と述べました。
イスラエルのオルメルト首相は15日、エルサレム問題に関する交渉を見送るが、双方が一部問題に関する協定を締結するよう呼びかけています。
アッバス議長とオルメルト首相は16日、エルサレム首相官邸で会談をを行う予定です。
(翻訳:huangjing)
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