APEC・アジア太平洋経済協力会議第16回非公式首脳会議の初日会合が22日、ペルーのリマで開かれました。会議は同日、世界の経済について、「様々な形の保護主義に反対すると共に、密接な協力の実施を確約し、さらに全面的かつ協調の取れた行動で、当面の金融危機に対応していく」とする声明を発表しました。
声明は「G20・ワシントンの金融サミットで発表した声明を歓迎し、金融市場の改革を指導する『行動計画』の原則を支持する」とした上で、「今後12ヶ月間、投資と商品・サービス貿易に新たな障壁を設けることを避け、新たな輸出制限措置も実施しない。ドーハラウンド・多国間貿易交渉ではバランスの取れた、著しい成果を収めるよう希望しており、来月に交渉方式で合意できるよう力を尽くしていく」と強調しました。(翻訳:katsu チェック:横山)
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