APEC・アジア太平洋経済協力会議は19日ペルーの首都リマで報告を発表し、「全世界の気候変動は、アジア太平洋地域の発展途上国の食糧安全に影響もをもたらす可能性が大きい」と指摘しました。
報告では、「東南アジアと東アジアの一部の地域及び太平洋の島では、農業と食糧生産の施設は海抜が低い場所に位置するため、海面の上昇による影響を受ける可能性が大きい」としています。
これに対し、APECの関係責任者は、「低コスト、そして高効率なバイオエネルギーの開発を行うほか、ひとたび、アジア太平洋地域で食糧危機が発生した場合、全世界から食糧を調達するため、当地域の食糧システムの透明性を高める」などと助言しています。(翻訳:洋)
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