APEC・アジア太平洋経済協力会議の閣僚級会議が19日午前、ペルーの首都リマで幕を開けました。2日間にわたる会合は、22日と23日の両日に開かれる予定のAPEC首脳会議に備えるためです。
ペルーのアラオス貿易・観光相は開幕式で、「APECのメンバーは、共に金融危機による実態経済への影響を防ぐことに努力しなければならない。多国間協力を堅持し、貿易と投資分野の自由化プロセスを推し進め、保護貿易主義の台頭を抑えるべきだ」との考えを表明しました。
会議期間中、参加者らは金融情勢や地域経済の一体化、貿易と投資の自由化、企業の社会的責任、食品安全、ドーハラウンド交渉などの議題を巡って協議するということです。(翻訳:洋)
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