APEC・アジア太平洋経済協力会議の首脳会議が現地時間21日、ペルーの首都リマで開かれました。この会議は2日間にわたって開かれます。
今回のテーマは、「APECの挑戦、成長、平等、持続可能な発展」です。各メンバー国からの代表1200人が、世界経済の情勢や世界金融危機への対策などについて議論を行います。
ペルーのアラン・ガルシア大統領は、開会式の演説で、「世界金融危機がますます深刻になっているこの時期に、APEC首脳会議を開くことは、投資と貿易を促す上で効果がある。APECメンバー国が経済発展への自信と企業界への信頼を高め、経済環境を改善し、貿易保護主義を取らないよう期待している」と述べました。また、「中国経済の発展モデルならびに政策は、ほかの国も学ぶべきだ」と強調しました。
胡錦涛国家主席も演説で、「世界各国は自信を持ち、協力を強化し、あらゆる手段を使って金融危機の蔓延を阻止すべきだ」と述べ、「国際社会は十分な討議の上で、国際金融システムに対して必要な改革を行うべきだ」と強調しました。(翻訳:任春生)
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