イラン議会のラリジャ二議長は11日、「イランは、西側諸国との核交渉が行きづまり状態に陥ったとは思わない。もし西側諸国がやり方を部分的に変えれば、イラン核問題を解決する適切な方法を見出すことができる」と述べました。
イランの通信社の報道によりますと、この日、ラリジャ二議長は訪れたフランス議会代表団のピアンコ団長と会談した際、「イランに対して一部の西側諸国が取った行動は無責任で論理的ではない。こういった行為を改めることは、双方の協力関係の強化や曲解、誤解などをなくすことに有利だ」と強調しました。
これに対して、ピアンコ団長は「現在の情勢は双方ともに不利だ。EUはイランとの交渉を継続したい」と表明しました。(朱丹陽)
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