アジア開発銀行は、16日に報告書を発表し、今年の中国は10%の経済成長率を維持すると予測しました。
報告書によると、生産原価の値上がりと外部需要減少の影響で、中国の輸出は将来にかけて減少します。一方、原油価格の高騰と一般消費財の値上がりは中国の輸入を促します。また、国民の収入や国家の教育・衛生・福祉における投資額の増加は国内の消費を刺激するということです。このような要因を考慮した上、アジア開発銀行は中国の今年の経済成長率は数ヶ月前の予測に引き続き10%を維持するとしました。
また、報告書では今年上半期の物価上昇幅が比較的大きかったことから、年間の中国国民消費額を5.5%から7%へ上方修正しました。(翻訳:黄恂恂)
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