グルジアの南オセチア自治州とアブハジア自治共和国の独立承認で米国から強く反発されたことを受けて、ロシアのメドベージェフ大統領は26日、「米国との関係を複雑化させたくない。ロシア政府は、米国の新たな指導者とは非常に広い分野で意見を一致できる」と述べました。
メドベージェフ大統領は、CNN(ケーブル・ニュース・ネットワーク)の取材を受け、「ロシアは、米国で間もなく選出される新たな指導者と協力したい」とした上で、「ロシアが求めるのは冷戦ではなく、米国など西側諸国との建設的パートナーシップである」と述べました。
また、メドベージェフ大統領は「南オセチアとアブハジアの両地域は独立国家になった。ロシアは、この2カ国の安全保障を支援する」と語りました。(翻訳:鵬)
|