ロシア軍のアナトリ副総参謀長は16日、モスクワでの記者会見で、「ロシア軍は南オセチア衝突で戦術弾道ミサイル・イスカンデルを使用したことはない」と表明しました。
アナトリ副総参謀長は、「イスカンデル・ミサイルは特別な任務に使うものだ。南オセチア衝突地区で通常兵器を使えば、あらゆる任務を完成できる。この地区に出動しているロシア軍はイスカンデル・ミサイルを配備していない」と述べました。
ロシア軍の次の行動と配備について、アナトリ副総参謀長は、「グルジア国内にはロシア軍の偵察部隊しかいない。偵察部隊はゴリ市やポチ市で行動している。前にロシア軍がゴリ市に入ったのは地元の当局と連携を取り、地元の秩序を回復するためのものだった」と述べました。(翻訳:董)
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