8日夜行われた第29回北京五輪の開会式が世界から注目を集めました。およそ40億人がテレビやインターネットを通じて開会式を見ました。開会式で使われた大量のハイテク技術は、人々を感動させると共に、ハイテク五輪という北京五輪の理念を十分表しました。
北京五輪の開会式では数十種のハイテク技術が使われました。これは、これまでの五輪の記録を塗り替えました。これについて、北京五輪開閉式運営センターの王寧主任は次のように述べました。
「今回の開会式で使われた技術と関連設備の運営は非常に複雑です。そして、以前の五輪と比べて、最も多くの関連設備を使いました。」
今回の開会式で使われた設備は2000トン余りに達し、地面に設置された大型のLEDスクリーンや、移動舞台、地下舞台のエスカレーターなどがあります。このほか、国家体育場(愛称:鳥の巣)の特別な構造に備えて、大きなスクリーンと投影設備を設置しました。
これらの設備の中では、LEDの完璧な運用が目を引きました。開会式前のカウントダウンのパフォーマンスでは、2008人がLED装置を使って、中国古代の缶(太鼓のような楽器)を打つという形で数字を変え、すばらしいパフォーマンスを演出して、観客を感動させました。このほか、スタジアムの真ん中に置かれたLEDの大型スクリーンは長さ147メートル、幅22メートルの舞台となり、照明と合わせて、様々な模様となり、幻想の世界を作りました。
このほか、花火にも新しい技術を応用させ、特別美しくなりました。第29回五輪大会を象徴する29個の足跡の形の花火は、北京の中軸線に沿って、永定門から15キロ離れた国家体育場まで歩いてきました。最後の足跡が国家体育場の上空に現れたとき、会場は盛り上がりました。
これについて、北京五輪の開閉会式のビジュアル芸術のデザイナーである蔡国強さんは次のように述べました。
「これらは、非常に厳密な科学制御システムのおかげです。このシステムによって、花火、音楽、照明、ビデオなどを同時に起動させました。これは、非常に先進的なシステムです。」
また、開会式には合わせて2万人余りの出演者が参加し、1万個余りの道具が使われました。これほど多くの出演者の行動と道具の運搬はなかなか難しい問題です。この問題を解決するために、多くの通信機材を使いました。これについて、王寧主任はこう述べました。
「通信機材の使用の面でも、歴史を作ったとはいえるでしょう。今回、合わせて1万4000セット余りの通信設備を使いました。その数と使用の回数は今までの大型活動でも珍しいものです」
そして、もう閉会式の準備に入っています。24日、ハイテク技術はまたどんな驚喜をもたらしてくるのでしょう。ぜひ楽しみにしてください。
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