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五輪会場、先進的な科学技術を導入
   2008-07-31 15:36:50    cri














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 北京は五輪のため12ヶ所の新しい競技場を作りました。その際、多くの最新科学技術が建設に用いられ、理念の一つである「科学技術の五輪」を体現しました。

 順義五輪水上公園は北京の北東部にあります。本番では、ボート、カヌー、オープンウォータースイミングの会場となるのですが、水上面積だけで64万平方メートルに達し、新築された競技場のうち、面積が最も大きい会場です。設計者の李丹さんは、「五輪水上公園は、世界で唯一、ボート、カヌーのフラットウォーターとスラロームを一体化した会場であり、コストを節約したばかりか、五輪後の会場利用にも配慮した」と述べ、「五輪水上公園をデザインする前に、今までの五輪会場を数多く見て歩いた。これまでの五輪は、フラットウォーターとスラロームの会場が分かれていた。しかしこの五輪水上公園はこの2種類の種目を一つの会場にし、競技後の管理もしやすいようにした」と述べました。

 先日行われた五輪テスト競技で、五輪水上公園は、国内外のアスリートたちに深い印象を残しました。ボートの中国代表チームは水上公園を高く評価し、

 「ここの航路は最も標準的な航路だ」

 「航路が非常にきれい。周辺の環境と施設もすばらしい。世界でも一流レベルの会場だ」と述べました。

 北京五輪の競技場建設において、技術者たちは新しい材料、技術を使って、環境保護と省エネを実現しました。五輪水上公園は大型の水循環システムを通じて、排水ゼロを実現しました。同時に、地熱などのエネルギーを使って、会場内の温度調整を実現しました。

 一方、北京西側にある北京射撃館では、五輪とパラリンピックのライフル射撃など10種目が行われます。射撃館の最も特別なところは、半分クローズ、半分オープンのデザインです。つまり、アスリートたちは室内にいながら、標的は室外ということです。デザイナーの祁斌さんは「射撃館は室内と室外半分ずつある。省エネを考慮して、休憩所には植物を大量に設置し、外部には呼吸型の壁を作った。建物はまるで森の中で猟をしているような雰囲気を表現した」と述べました。

 呼吸型の壁とは、先進的な省エネ技術で、温度の変化によって、冷たい風と熱い風を室内の空気と交換し、自然な対流を実現するものです。つまり、会場内のエアコンを使わなくても、アスリートたちが暑さを感じません。

 このほかの会場も新しい技術をたくさん使いました。国家体育場「鳥の巣」は、対抗力の強い鋼材を使い、それを世界で唯一のネット状の構成にしています。また国家水泳センター「水立方」の特徴となる屋根と壁部分の膜構造には、透過性や軽量性などにすぐれたフッ素樹脂(ETFE)フィルムが使われました。ETFEフィルムの建築物への利用は国内初で、世界でも最大規模となります。外見上の効果だけではなく、室温調整などの機能も備えています。

 中国はこれらの建築に数百億元を拠出し、五輪と関係する科学技術の研究開発に用いたということです。(翻訳:ooeiei)

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