日本の国会には「北京オリンピックを支援する議員の会」という超党派の議員連盟があります。会長は衆議院議長の河野洋平氏です。
インタビューに応じた河野洋平会長は「北京のオリンピックというけれども、もう少し広い目で見れば、アジアのオリンピックといっていいと思います。アジアのオリンピックを成功させようと皆が思うのは当然のことだと思います。何といっても近いですから、時差はないし、一衣帯水ですから、こんなに近いとことでオリンピック試合ができるというのは選手たちにとって非常に有利です。」と語りました。
「北京オリンピックを支援する議員の会」には与野党の主要幹部や4人の元首相など衆参両院議員225人が参加しています。
河野洋平会長は「北京オリンピックが成功してほしいと皆思っているのです、日本の国民は。若干その声の大きい人の中で北京オリンピックについて、その疑問視する人がいたんです。そういう人が声が大きいけれども、数がそんなに無くて、本当に北京オリンピックを楽しみにしている国民は大勢いるのですよ。ただ大勢いるから、それは何とか手に見える形にしたいと思ってですね。議員連盟を作ったんですね。やっぱり、僕らが思っていたように議員連盟にはもう皆議員が参加してですね。いろんな議員連盟がありますけれども、北京オリンピック支援する議員の会は一番数が多く集まりがしたよね。それは当然だと僕は思います。皆楽しみにしていると思います。」
河野洋平会長は学生時代からスポーツへの関心が高く、1999年から日本陸上競技連盟の会長を務めています。
河野会長は「陸上競技の関係で言えば、劉翔選手ですね、110ハードルの短距離でアジア人が世界一になるとうのは今までなかったことですから、劉翔選手の活躍は大いに期待したと思います。アジアの代表という気持ちでなってほしいと思います。日本の陸上競技で言えば、女子のマラソンですね、ほかにハンマー投げとかですね、何人か実績ある選手もいますから、そういう人たちが活躍してほしいと思いますが、今言ったように、少し大きい目で見れば、ぜひアジアの選手に活躍してほしいと思っています。」と語りました。
オリンピックが北京でひらかれる意義について、河野会長は「ここでオリンピックが必ず成功すると思う...中国は世界有数の国だということを皆が認めると思いますよ......十数億の人がいるんだから、それは大変な力になりますよ。北京オリンピック、そして上海万博、世界の中国にお見る目は変わってくるし、中国も自信をもってきっとやられると、やれるようになると思いますね。期待しています。」と語りました。
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