6月15日、成都で行われた『四川大地震・成都地質環境討論会』で、中国の権威的な地質科学者である中国科学院院士の劉宝クン教授は「四川大地震によって地殻に集まったエネルギーが放出されたため、今後200年間にわたって成都でマグニチュード8.0以上の大地震は起きないだろう。成都は少なくとも、今後200年間は安全だ」との見解を述べました。
また、劉宝クン教授は成都周辺の地質環境に関して、「大地震の発生を受けて、政府の意思決定部門はダムや水力発電が自然環境の地質安定性に与える影響を十分考慮するべきだ。また、大きな化学工場の汚水排出や放射性物質を含む試薬の管理に気を配らなければならない」との懸念を示しました。(翻訳:huangxunxun)
|