中国住宅・都市農村建設省は、このほど通達を出し、「四川大地震の被災地区であっても、安全の条件を備えた景勝地では、観光再開を進めていく」ことを指示しました。
通達によりますと、地震による被害が軽く、条件が比較的整っている景勝地は、観光再開に向けていち早く作業を進めるよう求めるとともに、「関係部門は観光コースの管理や施設の安全検査などをしっかり行わなければならない」と強調しています。
一方、地震で大きな被害を受けた景勝地の再建についても通達は復旧作業を急ぐよう求めています。
四川省政府は15日から、省内の楽山や宜賓、眉山、涼山などの景勝地で観光を再開させています。(翻訳:コオリ・ミン)
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