中国の中央銀行である人民銀行の周小川総裁は30日北京で、「いま、一部の発展途上国は中国の経験を重視している。中国はその発展の経験を総括し、他国の参考として提供したい」と述べました。
これはこの日に行なわれた成長開発委員会の成果報告会で述べたものです。周小川総裁は「中国大陸、香港と台湾の経済の持続的な成長には、世界経済とのリンク、高い預金率、投資率とマクロ経済の安定などの特徴がある。中国の経済成長は今後数十年に、より多くの人々を貧困から抜け出させるだろう」と述べました。
成長開発委員会は2006年世界銀行の提案によって発足し、その主な任務は世界経済の成長の経験を総括し、発展途上国の経済成長と改革促進に政策的提案を行うことです。(翻訳:董)
|