四川省地震局は19日、「20日までに、震源地付近でマグニチュード6ー7規模の余震が発生する可能性が高い」と警報を発表しましたが、結局、強い余震は発生しませんでした。
20日深夜1時52分、平武県で発生したマグニチュード5.0の余震以来、ここ1週間、大陸では大きな余震は発生していません。これについて中国科学院地球科学院の魏東平副院長は、「地震の短期予報は世界的な課題であり、的中率は40%を超えない。よって、余震予報が外れたことは、いたって正常なことである」と述べました。
また中国地震局地質研究所の冉勇康研究員によると「地震予報は長期、中期、短期と臨時予報に分かれる。中国の地震予報はまだスタートしたばかりで、米国、日本などに比べてまだ不十分」だということです。(翻訳:ooeiei)
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