WHO・世界保健機関のハンス・トロエドソン中国事務所代表は16日、「四川省の被災地では疫病伝染の恐れがあるが、効果的な措置を講じるなら、予防は可能だ」と述べています。
ハンス・トロエドソン代表は電話インタビューを受けた際、「地震発生後の2ー3日の間、最も必要なのは生存者の救出と負傷者の手当てだ。その後の数日間あるいは数週間には伝染病の予防に取り組まなければならない」と述べました。
また、ハンス・トロエドソン代表は「WHOの中国事務所は中国衛生省と連絡を取り、疫病の予防について話し合った。中国は被災状況を分析した上で、発生の危険性を十分に理解している」と語りました。
さらに、ハンス・トロエドソン代表は「今の所は、被災地での疫病の流行は起きていない。適切な措置を講じるなら、予防できる」と指摘しました。(05/17 翻訳:Yin)
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