交雑育種で生産量の高い稲を開発し、1970年代、中国の食糧問題の解決に貢献した水稲栽培研究専門家の袁隆平氏は、このほど「中国のハイブリッド米で、世界の食糧危機を解決することができる」と語りました。
袁隆平氏は、「現在、世界で生産される稲の量は、平均して1ヘクタール当たり3.9トンだが、中国が開発した第2期『スーパー・ハイブリッド米』は1ヘクタール当たり12トンを超えている」と説明しました。
中国のハイブリッド米は現在、アジアやラテンアメリカ、アフリカなどの30余りの国や地域に導入され、食糧問題の解決に一役買っているということです。(翻訳:鵬)
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