中国の食糧備蓄が懸念されていることについて、中国国家食糧局の劉冬竹氏は28日、「中国の食糧の在庫は国連食糧農業機関(FAO)が定めた安全ラインをはるかに上回っている」と述べました。
劉冬竹氏は、この中で「中国の穀物生産量は4年連続して増加し、需給は基本的にバランスが取れている。小麦や米など主な穀物の価格は、国際市場の価格と比べはるかに低い」と述べました。
その上で「食糧自給率は数年来95%以上を保っており、去年の穀物の輸入量は世界の貿易総量の1%にも満たない。中国の世界の食糧価格への影響は限られている」と指摘しました。(翻訳:鵬)
|