IMF ・国際通貨基金のストロス・カーン総裁は「大量の穀物を使って生物燃料を作ることは食糧危機をエスカレートさせた」と述べました。
これはストロス・カーン総裁が18日、欧州のメディアのインタビューを受けた際に述べたものです。ストロス・カーン総裁は、「貧しい国は依然として深刻な食糧危機にあり、この状態が一段とエスカレートすれば、戦争が起こるだろう。大量の穀物を使って生物燃料を作ることは食糧の欠乏を深刻化し、真の論理的問題となった。このため、生物燃料の普及中止を考慮すべきだ」と述べました。
このほど、ハイチなどの国では、食糧価格の高騰を背景とした騒乱が発生しましたが、専門家は、「世界の食糧不足問題をいち早く適切に解決できなければ、騒乱は拡大するだろう」と警告しました。(翻訳:董)
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