国連のパン・ギムン事務総長と国連食糧農業機関のジャック・ディウフ事務局長は14日、国際社会に対して、緊急措置を講じて現在の食糧危機を解決し、一番必要な国に援助を提供するよう、呼びかけました。
パン・ギムン事務総長は関係の会議で、「国際社会は現在の食糧危機を解決するとともに、食糧の生産量を向上するための長期的な策略を制定しなければならない」と述べました。
ディウフ事務局長はこの日、リスボンで、国際組織が食糧を一番必要とする国に援助を提供するよう呼びかけました。これに先立って、世界銀行と国際通貨基金も先進国に対して、食糧価格上昇の影響が大きい国を援助するよう呼びかけました。
食糧危機に対して、アメリカは14日、2億ドル相当の国際援助を提供すると発表しました。(翻訳:玉華)
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