ポーランドのメディアの報道によりますと、ウクライナのユーシチェンコ大統領とティモチェンコ首相は17日、合同でNATO・北大西洋条約機構のスヘッフェル事務総長に書簡を送り、4月に行われるNATOサミットでウクライナの「NATO加盟行動計画」への参加を認めるようNATOに求めました。
ウクライナの大統領と首相がスヘッフェル事務総長に書簡を送るのは、今回が2回目で、「NATO加盟行動計画」への参加について、NATO各加盟国の支持を求めています。これに先立って、ドイツとフランスがウクライナのNATO加盟に反対したため、ユーシチェンコ大統領とティモチェンコ首相はまた、ドイツのメルケル首相とフランスのサルコジ大統領に書簡を送り、NATO各加盟国との関係強化を希望する意向を伝えました。
アメリカ国務省のケーシー副報道官はこの日談話を発表し、「ウクライナとグルジアがNATOに加盟できるかどうかは、アメリカではなく、NATOの全ての加盟国が決めるべきだ。この点については、NATOが定めた条件と基準をこの2カ国がクリアできるかどうかだ」と述べました。
(翻訳:洋)
|