中国西部の砂漠化を食い止める国際協力計画、「西部緑化プロジェクト」がこのほど、香港で正式にスタートしました。このプロジェクトは、中国西部の砂漠化が進んだ地方で新たな緑地を開発して、生態環境を改善することを目的としています。
この国際協力によるプロジェクトは、香港市場で上場した中国の林大緑色資源グループ(China Grand Forestry)とイギリスのチャールズ王子慈善基金会が共同で行うもので、まず、内蒙古自治区の砂漠で活動を展開することになっています。
関係筋によりますと、このプロジェクトの中心は「砂漠におけるオアシスの開拓」で、内蒙古、甘粛、新疆、青海、寧夏の5つの行政区で砂漠化を防ぐ植物を植えると共に、バイオ発電技術を開発して、現地の生態環境を改善することにしています。
(翻訳:東)
|