国連のパン・ギムン事務総長は1日、エスカレートしつつあるパレスチナ・イスラエル情勢に深い憂慮を示し、パレスチナとイスラエルに対して、自制を保ち、ガザ地帯に人道的危機をもたさないよう呼びかけました。
これは国連安保理が1日、イスラエル軍のパレスチナ自治区ガザでの掃討作戦強化という状態を前に開いた緊急会合の席上述べたものです。
その中で、パン・ギムン事務総長は、パレスチナによるイスラエルへのロケット弾攻撃を非難し、このようなテロ行為はイスラエル人を傷つけると同時に、パレスチナの民衆にも災いをもたらしていることから、敵対行為を直ちに停止するようイスラエルとパレスチナ双方に求めました。
パン・ギムン事務総長はまた、イスラエルに対して、軍事行動をやめ、国際的な人道法を全面的に遵守し、最大の自制を保つよう呼びかけました。
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