イスラエルのオルメルト首相とパレスチナ自治政府のアッバス議長が19日、エルサレムで会談しました。双方は、和平交渉を積極的に進めることで合意しましたが、意見の食い違いが大きいエルサレム問題に触れませんでした。
これは、オルメルト首相とアッバス議長が今年で行った3度目の会談です。オルメルト首相は、その際、「イスラエルは、ガザ地区で人道危機の発生を避ける」と述べましたが、境界線にあるガザへの検問所の再開は拒否しました。
パレスチナ自治政府のファイヤド首相は19日、「双方の和平交渉の進展があまりにも遅く、年内の和平協議締結は難しい」との見方を示しました。(翻訳:任春生)
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