パレスチナ民族機構のアッバス議長の補佐官であるラッボ氏は20日、「もし、イスラエルとの和平交渉が失敗したら、パレスチナは一方的に建国を宣言する」と述べました。

　ラッボ氏はこの日マスコミに対し、「もしイスラエルが入植地建設を停止しなければ、交渉は進まず、合意に達することができない。そうなれば、パレスチナは一方的に建国を宣言する」と述べました。

　パレスチナ暫定政府のファイヤード首相は19日、「パレスチナとイスラエルの間の和平交渉が進まず、年内に和平協議に合意することは不可能だ。イスラエルがヨルダン川西岸とエルサレムで入植地を引き続き建設すること、イスラエル軍がガザ地区で軍事行動を行っていることなども和平交渉のプロセスを妨げている」と述べました。（翻訳：ooeiei）