イスラエルのオルメルト首相は17日、エルサレムで、「今年は、パレスチナと和平協定を締結するのに全力をあげる」と表明しました。

　オルメルト首相は17日、エルサレムで行われたユダヤ人組織の指導者による国際会議に出席し、「イスラエルとパレスチナは、協議の上、原則的な声明に署名する可能性がある。真の和平のために、少しのためらいもなく譲歩することができる」と表明しました。

　オルメルト首相はまた、「イスラエル軍は、イスラエルを襲撃するもの、特にガザ地区を支配しているイスラム原理主義組織ハマスを断固として打撃する」と強調しました。イスラエルのガザ封鎖について、「人道主義危機を許すことはない」と述べました。(翻訳：鵬)