パレスチナ自治政府のアッバス議長の政治顧問であるハマード氏は12日、アメリカのブッシュ大統領が提出した経済的な補償によってパレスチナの難民問題を解決するという提案には賛成しない考えを示しました。
この中で、ハマード顧問は「パレスチナが受け入れた難民問題の解決案は国連の第194号決議で定められた関連の規定である。この決議に基づいて、パレスチナ難民には元の居住地に戻るか或いは経済的な補償をもらうかのどちらを選ぶ権利がある。ブッシュ大統領の提案は彼個人の意見に過ぎない」と指摘しました。