パレスチナ民族権力機構のアッバス議長は13日、パレスチナとイスラエルが14日に鍵となる問題の交渉を始めることを明らかにしました。
アッバス議長はこの日、ヨルダン川西岸のラマラで開かれたパレスチナ解放機構中央委員会の会議で、「イスラエルとパレスチナは最終的な位置づけ、中東和平ロードマップに基づいた第一段階の約束の実行、それに経済と安全などをめぐる交渉を並行して行う」とした上で、「臨時国境内にパレスチナ国家を建国する案を徹底的に断る」と重ねて表明しました。
イスラエルのペレス大統領は13日、ヘルツェリヤで行われた会議で、「一年という時間は極めて短いので、イスラエルとパレスチナは一刻の停滞もなく、真剣に交渉を行わなければならない」と述べました。(翻訳:KH)
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