バーレーンのサルマン皇太子は8日、「アメリカのゲーツ国防長官のイラン核問題についての発言は、ほかの国の立場を代表することはできない」と述べました。
アメリカのゲーツ国防長官は8日、バーレーンの首都マナーマで開かれた国際会議で、「イランは、ウラン濃縮活動を続けており、また、核兵器の開発を再開する能力がある。したがって、アメリカや中東地域の安全に対して、イランは依然として大きな脅威である」と述べました。
この発言に対し、バーレーンのサルマン皇太子は、「地域の安全を実現するには、対立ではなく、協力が必要だ。バーレーンは、湾岸地域の安定を重んじ、イランとの友好協力関係を引き続き発展させていきたい」と語りました。(翻訳:鵬)
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