イスラエルのオルメルト首相は、9日に開かれた内閣安全会議で、「イラン核問題におけるイスラエルの立場は、アメリカの情報機関がこのほど発表した報告書によって変わることはない」と述べました。
これは、オルメルト首相が、アメリカ情報機関が3日に発表したイラン核問題に関する報告書に対して、初めて立場を表明したものです。オルメルト首相は、「イランは、ウラン濃縮など核兵器の開発に備えた活動を続けている」とした上で、「イスラエルは、アメリカなどと協力し、外交的な手段でイラン核問題の解決に努めるとともに、イランの動きに注目し、情報を集めていく」と述べました。(翻訳:GK)
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