パレスチナ自治政府のアッバス議長は、24日、中国の孫必干中東問題特使と会談を行った際、中国の中東問題における公正な立場や積極的な役割を高く評価しました。
アッバス議長は、会談の中で、パレスチナと中国の関係を積極的に評価したほか、「パレスチナは、政治交渉によって最終的な地位の問題を解決し、建国の目標を実現したい。また、中国を含む国際社会がこの問題で積極的な役割を果たすことを期待している」と述べました。
これに対して、孫特使は、「中国は、パレスチナとイスラエルの交渉がいち早く実質的な成果をとげ、独立したパレスチナ国を樹立させ、パレスチナとイスラエルの平和的共存を実現してほしい。中国は、関係国と交渉して、パレスチナとイスラエルの和平交渉で建設的な役割を果たしたい」と語りました。
孫特使は、さらに、「中国は、パレスチナの経済発展を促し、住民の生活を改善するため、これからの3年間に無償で8千万元を支援する」と述べました。(翻訳:任春生)
|