11月29日は、国連が制定した「パレスチナ人民連帯国際デー」です。これにあたって国連のパン・ギムン事務総長は声明を発表し、パレスチナとイスラエルの和平プロセスに期待を示しました。
声明では、パレスチナとイスラエルの現在の情勢に懸念を示しながらも、両国の指導者が、和平交渉の再開を決め、来年末までの最終的な和平合意の達成に向けて努力していることに歓迎の意を表しました。
そして、和平交渉により、パレスチナが独立国家となるとともに、イスラエルのパートナーともなるよう期待し、パレスチナとイスラエルが、安全で国際的に認められた境界内で平和共存するよう望んでいるとしています。
声明はまた、パレスチナとイスラエルの問題を解決することは、国連の最も重要な任務の一つであるとし、国連は、終始変ることなく中東和平プロセスを支援していくと表明しました。(翻訳:鵬)
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