中国核工業集団公司の責任者・康日新氏は15日、イタリアのローマで、「中国政府は、二酸化炭素の排出削減を目指し、原子力発電やクリーンエネルギー産業の発展を積極的に推進している」と述べました。
これは、康日新氏が、ローマで開催中の第20回世界エネルギー会議(WEC)で述べたものです。康日新氏は、「中国政府は、二酸化炭素の排出量を削減するため、原子力発電を発展させることなど多くの有効な対策を取っている。そのうち、原子力発電については、2020年までに4000万キロワットの発電容量の設備の建設を目標としている」と述べました。
このほか、中国政府は、風力発電や太陽エネルギー、海洋エネルギーなどクリーンなエネルギーの開発を、政策面で支援しており、2010年までにおよそ5億トンの二酸化炭素の排出削減を目指し、風力発電や水力発電の開発に力を入れていく計画です。(翻訳:鵬)
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