第20回世界エネルギー会議は11日、イタリアのローマで開幕しました。
世界エネルギー会議(WEC)のアンドレ・カイユ会長は開幕式で、「現在、世界で多くの人々がエネルギーの恩恵を受けずにいる一方で、世界経済の発展によってエネルギーに対する需要は急速に成長している。いかに環境を保護するかとともに、エネルギー産業の持続可能な発展を実現させるかということは大きな課題となっている」と述べました。
5日間に渡って開催される今回会議で、112カ国の政府高官や、企業代表、研究者らが「相互依存する世界の将来のエネルギー」というテーマをめぐって、エネルギーのインフラ施設への投資、アジアの新興国のエネルギー問題、エネルギーと気候変動との関係などの議題について交流と討議を行います。(翻訳:玉華)
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