IEA・国際エネルギー機関が7日に発表した「2007年世界エネルギー展望報告書」によりますと、エネルギーの消費を制限する措置を講じなければ、今後20年余りの間に、世界のエネルギー消費は55%も急増し、エネルギー価格の持続的な高騰や、環境の悪化を引き起こす恐れがあるということです。
報告書はまた、「ふさわしい代替エネルギーが見つかるまでは、石油と天然ガスが依然として主要なエネルギーである。エネルギーの消費が絶えず増えると、温室効果ガスの排出量も次第に多くなり、環境への破壊は挽回できないほど大きくなるだろう」としています。
国際エネルギー機関はまた、「積極的な対策を講じて再生可能なエネルギーを奨励して開発し、エネルギーの利用率を高め、原子力エネルギーを発展させ、世界のエネルギー需要の年間成長率を1.8%から1.3%まで下げれば、毎日1400万バレルの原油を節約できる」と指摘しました。(11/08 翻訳者:Lin)
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