アメリカ消費者製品安全委員会は21日、アメリカのベビー用品メーカーのシンプリシティ社が中国製のベビーベッドおよそ100万台を自主回収することになったと発表しました。それによりますと、デザインに欠陥があったため、これまでに少なくとも赤ちゃん2人が死亡したということです。
対象のベッドは、寝台の四方を柵が囲み、その柵の一つがスライドできますが、その柵を上下逆さまに取り付けた場合、赤ちゃんの体や首が柵と寝台の間に生じた隙間にはまれて窒息する可能性があるということです。
アメリカ消費者製品安全委員会の報道官は、「今回の自主回収は中国製品の問題ではなく、アメリカ企業のデザインに欠陥があったもので、組み立てを行った中国とは余り関係はない」と述べました。(翻訳:GK)
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