アメリカのFRB・連邦準備制度理事会のグリーンスパン議長は今月17日に発行する予定の回想録でブッシュ政権の経済政策を厳しく批判し、「ブッシュ政権は政治的な考え方を良好な経済政策より優先している」と指摘しています。
アメリカのメディアが15日伝えたところによりますと、この回想録の中でグリーンスパン議長は「ブッシュ政権は経済政策の長期的な影響に対する配慮が不足している。このため、アメリカの財政赤字の状況を絶えず悪化させてきた。これはブッシュ政権の大きな誤りである」と述べています。
これからのアメリカの経済について、グリーンスパン議長は「もしFRBがこれからの数年間の間、インフレ率を1%から2%の間に抑制したいならば、金利を二桁の数字まで引き上げる必要がある」と指摘しています。(09/16 翻訳:Yin)
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