アメリカのブッシュ大統領は20日、「アメリカでは住宅市場が低迷し、信用市場が収縮しているものの、経済の基盤が強固であるため、私はアメリカ経済の前途を楽観視している」と述べました。
ブッシュ大統領は、この日に行われた記者会見で、「現在、住宅市場の低迷と信用収縮は経済のその他分野には蔓延していないし、インフレは抑制され、市場状況も安定しており、雇用市場は健全な状態にあり、輸出による利潤と企業の利益は高いレベルを保っている」と強調しました。
しかし、ブッシュ大統領は、住宅市場と信用の問題がまだ解決されていないことを認めています。
また、アメリカ連邦準備制度理事会のバーナンキ議長は、この日、「アメリカの金融システムは比較的安定した状態にある。アメリカはいまの危機を乗り越えられると信じている」と述べました。(翻訳:GK)
|