アメリカ国務省のマコーマック報道官は18日、アメリカがイランへの制裁に関する国連決議案を取りまとめていることを明らかにしました。
マコーマック報道官は、この中で、「ライス国務長官が28日、イギリス、フランス、中国、ロシア、ドイツなどの国の高官と会談を行い、決議案の文言や国連安保理への提出時期について話し合う予定だ」と述べました。
また、この日、国連のパン・ギムン事務総長は、ニューヨークにある国連本部で、「安保理の関連決議を全面的に履行することがイラン核問題を解決するカギとなる」と強調しました。
一方、ロシアのラフロフ外相は、「イランに対して軍事制裁を行うという発言が盛んになったことに不安を感じている。ロシアは国際法にのっとって、イラン核問題を平和的に解決するよう関係各国に呼びかけている」と述べました。(翻訳:GK)
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