日本のメディアによりますと、日本の与党自民党の総裁選の候補者福田康夫元官房長官は15日夜、出馬に当っての公約を制定し、「当選後には、希望と安心の国づくりをする」ことを明らかにしました。
報道によりますと、福田氏の公約の基本的な理念は自立と共生、持続可能な発展の社会を建設し、改革と成長の路線を引き続き推進し、国民が納得できる年金制度を構築するということです。
外交政策の面で、福田元官房長官は、「国連を重視し、日米同盟を維持し、アジアの一員としての外交を推し進め、『日朝ピョンヤン宣言』に基づいて拉致問題を解決し、朝鮮半島の非核化を実現させていく。また国際的な反テロ措置も推進していきたい」と述べました。
自民党総裁選の立候補受付けは15日に終了しました。出馬したのは麻生太郎幹事長と福田元官房長官の二人だけでした。現在自民党内の9つの派閥の内、8つの派閥が福田元官房長官を支持することを表明しており、福田氏が明らかに優勢ではないかと見られています。(翻訳:玉華)
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