スーダンのラム・アコル外相は1日、「スーダン政府はダルフール地方へ国連・アフリカ連合合同平和維持部隊を派遣する安保理決議を受け入れ、国連とアフリカ連合と協力し、決議を履行する」と述べました。
ラム・アコル外相は「安保理決議はスーダンの主権、独立と領土保全を尊重している。また、去年5月に締結された『ダルフール和平協定(DPA)』に調印していない反政府勢力に対し、和平交渉の再開に準備するよう呼びかけ、ダルフール地方の経済復旧と開発を支援するよう国際社会に呼びかけた」と語りました。
派兵を決定したエジプトのアブルゲイト外相は「ダルフール地方の治安回復と安定を実現するために、各関係者が十分協力して安保理決議を着実に履行するよう期待している」と述べました。
一方、ドイツ政府のステグ報道官は「ダルフール地方に派遣したドイツ軍の平和維持活動は変わりは無く、兵員増派の計画もない」と述べました。(ジョウ)
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