国連安保理は7月31日、1769号決議案を採択し、スーダンのダルフール地区に国連・アフリカ連合合同平和維持部隊約2万6000人を派遣することを決めました。
決議案はダルフールでのすべての敵対行動を停止し、永久的停戦を実現させるよう呼びかけると同時に、「ダルフール問題は軍事手段では解決できない。スーダン政府とその他の勢力が国連とアフリカ連合の調停の下で、紛争を解決することを歓迎する」としています。
この日の午後、国連安保理の議長国である中国の王光亜国連大使は、「平和維持部隊はダルフール地区の問題を解決するための一つの方策である。それぞれが平和協定の締結を推進することは、ダルフール地区の恒久的な平和を実現する根本的な前提である」と述べました。(翻訳:玉華)
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