国連のパン・ギムン(潘基文)事務総長は19日声明を発表し、「ダルフール地区で永久の平和を実現させるため、相互信頼の姿勢を持って、まもなく開かれるダルフール問題の政治交渉に真剣に参加するよう関係各方面に呼びかけました。
この声明は、このほど、リビアの首都トリポリで行われたダルフール問題国際会議は、建設的な成果を収め、AU・アフリカ連合と国連のダルフール問題の解決における主導的な役割が再確認されたとしています。
国連のエリアソンダルフール問題特使は、スーダンでの3日間の訪問を終えた後、「スーダン政府の高官は、スーダン政府は和平交渉に参加する準備ができていると表明した」と述べています。
アメリカのブッシュ大統領は19日、「私は、EUとアメリカ議会などの関係方面と交渉したあと、一方的にダルフール地区に軍隊を派遣したりはしないことにした」と述べました。(翻訳:任春生)
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